シニアが「幸せな第二の人生」を開く鍵

「定年まで勤めて退職後に、夢だった蕎麦屋を開業したい」

こんなシニアの話をよく、TVなどでも見たり聞いたりすることがあります。

でもこんなシニア起業は、やめた方がよいでしょう。勿論、市場調査を十分に行い、資金もたっぷり、そば作りの技術もプロ肌で、若干の失敗も織り込み済み、という考えなら、一度はトライしてみてもいいのかもしれません。

ただ、シニアの起業は、できるだけリスクの無い起業をして、成功を掴んでほしいと思います。銀行から多額の資金を借りて起業するなどという、大きなリスクは以ての外で、負うべきではありません。

20~30代の若い人であれば、失敗してもまだやり直しはきくでしょう。しかし、シニアが起業して失敗した場合は、もう取り返しがつきません。家族を不幸にしないように、「幸せな第二の人生」を送るためにも、極力、リスクを負わないように成功することが望まれます。

では、シニアにとって「幸せな第二の人生」を開く鍵なるものはあるのでしょうか。

シニアにとっての「成功」の定義

そのような、リスクを負えないシニアの成功できない理由は横において、まずは成功とは何なのか、その定義を明確にしておきたいと思います。

私が考えるには、シニアにとっての成功の最低限は、『自分にとって悔いの無い人生である』ことです。そして、『天知る、地知る、我知る、人知る』という諺があるように、『天や地に見られても恥ずかしくない成功』『自分も他人から見ても成功といえるような成功』であることが求められるのではと考えます。

そこで、シニアがそのような成功をする『第二の人生の扉を開く鍵』、『成功のコツ』というものを考えてみたいと思います。

『第二の人生』を扉を開く鍵

まず、『第二の人生を開くという強い思い』、『未来は思いの力で実現する』ということを知ることから始まると考えます。これまで、多くの本を読んできた中で共通することは『夢を持ち続ける』ということは、その未来を引き寄せる大きな力になる、思いの力が原動力になって、未来が現実に近づいてくると言います。

また、夢を持ち続けている人は、「永遠の青年」であり、「若返る」ということも言われています。

成功をするためには、シニアにとっては、「昔やりたかったこと」「新しいことにチャレンジ」してみてはどうでしょうか。新しいことにチャレンジするには、迷いや不安が出てきますが、是非、希望の未来をイメージし、毎日がワクワクするような、大きな夢を描いてください。

第二の人生を開く鍵は、「希望の未来をイメージする」「大きな夢を持つ」ことだと思います。

コツ1:シニアの成功は「健康第一」から始まる

シニアが幸せな晩年を送るためには、まず「健康第一」でなければなりません。たとえ、100歳まで生きたとしも寝たきりになったり、現在、多くなっている「認知症」になっては、幸福とは言えないでしょう。

そうならないためにも体を健康に保っておくことは大事です。ウォーキングで毎日、1時間くらい歩くこと。歩くことで、体が鍛えられ、脳も活性化し、足の骨も丈夫になることが現代の医学でも言われています。

万歩計でも着けて、一日一万歩を目標に歩いてみることがオススメです。私も会社まで30分かけて歩いて、一日1時間を確保しています。それから、水泳や自転車などの有酸素運動もオススメです。

また、健康を保つには、常に新しい刺激に触れていることが挙げられます。今まで行ったことのない所に旅行をするとか、新しい友達を作るとか、何か新しいことにトライしてみるのもいいかもしれません。

シニアの「第二の人生」を成功、幸福へ導くコツは「健康第一」から始まります。

コツ2:人生を「複線型」に考えて備えをする

次に、シニア世代は、晩年になってから、お金に困らないように、どのように人生設計を立てるかを、あらかじめ人生設計をしておくことが重要になります。

65歳から年金だけに頼った生活を考えているなら、年金崩壊で年金が出なくなったりすることも考えておいた方がいいでしょう。また、大きな出費が必要になった場合、「老後破産」ということになる人も出てきているということを聞きます。

年金だけに頼るような、人生を一本道ではなく、人生を「複線型」と捉えて、自分の得意なスキルを磨いたり、知らない知識を本で学んだり、趣味の世界を突き詰めたり、あるいは、「国家資格」を取得したりと、定年後の次のステップ、第二の人生に向けて色々な準備を複線型でしておくことです。

私の場合、前の会社時代には直接業務と関連性はなかったのですが、「基本情報技術者資格」を取っておいたことと、65歳までに趣味のプログラミング知識を深めていたことが、65歳で再就職できた要因の1つになっているのかと思っています。

まずは、自分の得意な分野や関心を持っていることのなかで、これからの収入になるモノがないか、複数の研究をしてみてはどうでしょうか。少なくとも現在の道だけでなく、もう一本の収入源、収入の道を探っておくことが大事ではないかと思います。最低でも10万円くらいの収入が出るような仕事を研究しておくことです。

どうかシニアは「複線型人生」を考えておいてください。

コツ3:「お返しの人生」を歩むことで自分も幸せになる

「成功」というのは、自分一人で成し遂げることはできません。

家族や社会で縁ある人、また繋がりが無くてもあなたの人生を支えてくれてきた人は、世界中に数限りなくいるのです。人は、自分だけで「生きている」と思いがちですが、そうではなく、「生かされている」のです。多くの人に支えられて、今があるのです。それを知らなくてはなりません。

幸せなシニアライフを送るには、周りの人々と円満な人間関係を作っておくことが大切なポイントだと思います。他人に優しく接していると、相手も自分のことを気遣ってくれるようになります。優しい心で生きる秘訣は、いつも感謝を持って「お返しの人生を歩もう」と、常に心がけていることです。また、家族や周りの人に頼らないで、自立した生き方をすることも望まれます。

シニアの成功の鍵は、「人間力」にあるとも言えるでしょう。どうか、シニア世代は、毎年毎年、1つ年を取るごとに、段々と心豊かになるという幸せな人生を送っていただきたいものです。



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