『人生二分の計』―人生は後半戦が勝負だ!

最近は、政治の世界が喧しい限りです。

「森友学園問題」に始まり、「加計学園問題」、自衛隊の「日報問題」、官僚の「セクハラ問題」、4/25日には、林芳正文部科学相が平日の昼間に公用車を使い東京都内のヨガ店を訪れた問題で、野党に加えて与党からも批判が上がっているようです。

不祥事が相次ぐ安倍政権は、もう末期的症状を呈している様です。

北朝鮮では、核開発を完了させたようなのに、この国の政治の漂流は目に余るものがあります。与党も野党の政治家も、日本国民の安全などこれっぽっちも考えてもいないようです。自分たちの政権維持に躍起になっている与党と、現政権を引きずり降ろそうとする野党の醜い争いにしか見えません。国民を愚弄するにも程があります。

また、東大出の官僚なども国民に奉仕するというような心など、これっぽちも持っていないのではないでしょうか。東大に入るために、一点や二点を争い、入学試験に受かり、財務省の官僚になって、エリートをまっしぐらと思っていたところ、公文書の改ざんや隠蔽、スキャンダルで辞任に追い込まれるまでに至っています。

これが、東大を出たらエリート成功街道まっしぐらと思っていた人の末路です。私のような一市民には、到底到達できないような成功を納めていた人が、なぜ失敗するのでしょうか。それは、東大などの一流有名大学に入れば「成功は約束されている」、二流大学、三流大学では「一生、成功できない」というような考えが、その元にあるのではないかと思います。

人生は「若い時の成功・失敗」だけでは決まらない

しかし、人生は、若いときだけの試験だけで、将来の成功が決まるわけではないのは、広い世間を見れば一目瞭然です。成功に驕ることなく、もっと謙虚に、さらに懸命に努力を重ねることを続けてきた人は更なる高みへと昇っていくことができます。才能は、天がたまたま自分に授けてくれたものであって、その才能を自分のためだけに使うようなことがあってはならないと思います。

【ウィリアム・ジェームズの言葉】
心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。」

【ジェームズ・アレンの言葉】
「気高い夢を見ることです。あなたは、あなたが夢見た人間になるでしょう。
あなたの理想は、あなたの未来を予言するものにほかなりません。」

ウィリアム・ジェームズなどの心理学の分野の学者達は「その人の心構えが人生をつくる」と言っています。人間は、「どのような心構えで生きるか」によって、成功したり、失敗すしたりするのである。「人生の成功」や「人間の運命」を決めるのは、知識や能力だけではなく、むしろ心の持ち方や態度、いわゆる心構えが人生を決めていると言います。

要は、「人間にとって、最も大切なことは、心構えである」ということなのです。

シニアにおいても、この考え方は有効であると思います。ただ、人生において、何事かを成し遂げようとするためには、「覚悟」しなければならないことや、腹をくくらなければならないこともあるでしょう。

人間は何歳からでも新しいことにチャレンジが可能である。

伊能 忠敬は、江戸時代の人ですが、当時の平均寿命が40歳ぐらいっだ時代、56歳から72歳まで日本全土を歩きまわり、日本地図を完成させたそうです。当時の56歳は、今の時代であれば、70歳~80歳くらいになるでしょうか。

伊能忠敬は、51歳で自分より年下の先生に師事し、数学や天文学、さらには測量術を勉強したそうです。かなりの”覚悟“をして日本地図の作成を成し遂げたのです。

最近では、2013年に80歳で3度目のエベレスト(8848m)の登頂に成功した三浦雄一郎氏がいます。三浦雄一郎氏は、エベレスト登頂の歴史では最高齢登頂者としてギネスに登録されています。

三浦氏と同じく高齢でエベレスト登頂を目指したネパール人男性のミン・バハドゥール・シェルチャンとは、しばしば登頂最高齢記録を争う間柄だったそうです。三浦雄一郎氏も、80歳でエベレストを踏破するには、それなりの”覚悟“があったと思われます。それは、ミン・バハドゥール・シェルチャン氏はその後、ベースキャンプで死亡しているからです。三浦氏も、同じようにエベレストで死亡したかもしれないのです。

また、有名なケンタッキーフライドチキンの創業者であるカーネル・サンダース氏が、フランチャイズのビジネスを開始したのは、全財産をなくして年金暮らしという65歳のときでした。それまでレストラン経営をしていたが、高速道路が開通したことで、車と人の流れは変わり、国道沿いのサンダース氏の店には客が入らなくなり、大きな負債を抱え、負債を返済すると手許にはほとんど何も残らなかったそうです。

カーネルサンダース氏は、74歳で第一線を退くまで、KFCは全米で600店舗を超えるまでになったそうで、その後、90歳まで長生きしました。

日本人男性の平均寿命は80歳。60歳の定年後からは20年、また65退職後から、カーネル・サンダース氏のように90歳まで生きるなら25年あります。その20年から30年どう過ごすかを、何も考え無しに生きることは無為無策の人生を送ることになってしまいます。

では、残りの人生を有効な人生とするため、何をするか。まず、これまでの前半の人生の棚卸しをするべきです。

前半生を振り返り、これまでの生き方を見つめ直し、改めるべきは改め、生活、健康、お金、仕事、スキル、人脈などの棚卸しをし、後半戦の人生に使えるモノは使い、足りないモノを準備し、新たなモノを自分の人生に付け加えていくべきです。資格なり、技術なり、自分の売り、自分の強み、人間力となるものを開発することです。

『人生二分の計』

最近では、人生100年時代とも言われ、60歳の人なら40年も残っているのです……。

40年あれば大抵のことはできます。ここまで書いてきたように何歳からでも成功は可能なのです。

三浦雄一郎氏のように80歳でエベレストに登ることは中々できないでしょうが、成功とは山に登ることだけではありません。

人生の成功とは、如何に生きたかを問われます。後半戦の人生は、人生に勝利したと言えるような生き方をしたいものです。これまで、できなかったことや、やりたかったことをやって、悔いのない人生を送りたいものです。

但し、自分だけの人生を送ってはなりません。自分のやりたいことと、「人の役に立つこと」を両立させる生き方、社会や世界の発展に貢献できる生き方を模索して、人生の前半戦と違う生き方をするべきです。

 

『人生は二分の計』です。

後半の人生で勝利するか、人生に敗れるかが決まります。

人生は、後半戦が勝負なのです。

今自分は、成功していないと思うなら、自分は「大器晩成」だと思うことです。

後半戦こそ、人生の最大の山場なのです。

この山場を登り切った先には、きっと希望があるはずです。

人生の前半戦は、後半戦の勝利のためにあったと考えることです。

さすれば、後半戦の勝利に向けて、全力を投入することができます。

自分の夢を実現させるために、これまで培ってきた自分の力を全力投入することです。

 

夢は見るものではなく、叶えるものです。

強い願いを持って、それを実行するならば、夢は必ず実現するのです。

あなたは、どのような未来を描くのか。

どのような運命を描くのか。

未来を拓こうとするならば、自分の過去を清算し、明るい未来に期待することです。

たとえその途中で試練がやってきても、自分を鍛えるために起きてくるということを知り、耐えることです。

自分一人だけの人生でなく、家族や仲間のため、社会や世界中で苦しんでいる人のため、必ずや新しい未来を拓く。

そう決意するならば、必ず、人生後半戦の勝利は確実なものとなることでしょう。

 



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