シニア起業は「PDCAサイクル」を回して事業を大きくしていく考え方が成功へと導く

PDCAサイクル

「PDCAサイクル」とは

「PDCAサイクル」(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つで、Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善することである。

「PDCA」とは、第二次世界大戦後、品質管理を構築したウォルター・シューハート、エドワーズ・デミングらが提唱したことで、シューハート・サイクル (Shewhart Cycle) またはデミング・ホイール (Deming Wheel) とも呼ばれる。
PDCAサイクルという名称は、サイクルを構成する次の4段階の頭文字をつなげたものである。

・Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する。
・Do(実行):計画に沿って業務を行う。
・Check(評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを評価する。
・Act(改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて改善をする。

この4段階を順次行って1周したら、最後のActを次のPDCAサイクルにつなげ、螺旋を描くように1周ごとに各段階のレベルを向上(スパイラルアップ、spiral up)させて、継続的に業務を改善していく。-「Wikipediaより」

ショッピングカートを設置すことで集客2000人/日で成功した横浜・洪福寺商店街の「PDCA」成功事例

ショッピングモールの進出は、どこの地方においても、商店街の衰退、お客の減少、シャッター街化の連鎖については、悩ましい問題であると思っていることでしょう。

そんな中で、70店舗ほどの横浜の洪福寺商店街は、商店街が衰退することを指を加えて見てはいませんでした。

洪福寺商店街の理事長は、シニア世代の方なのですが、アイデアマンらしく、高齢者が多いお客様のことを考え、駐車場にショッピングカートを設置したそうです。これが上手く顧客の心にミートし、なんと車で1~2時間もかけて、この商店街に買い物にくるお客が急増したそうです。買い物をする場合、2つ買おうが5つ買おうが、車であれば何点でも買うことができますし、更に「ショッピングカート」があれば、思い荷物を持って店から店の移動もしなくて済みます。

この洪福寺商店街の理事長は、まず、どうしたらお客さんが来てくれるか考え(Plan)、ショッピングカートを設置する(Do)。ショッピングカートを設置しただけでなく、駐車場と提携してカートを置かせてもらう。また、その結果、お客が増えたかどうか検証する(Check)。そして更に改善を加えていく(Action)ことでお客さん喜ばれるという好循環となる。このようなプロセスを辿ったのではないかと思います。

そして、「ショッピングカートを設置する」というアイデアは、お客様が喜んだだけでなく、商店街の店も売り上げアップにつながったそうです。近くの高齢者も買い物で重い物を持って歩かなくて済むので、大変喜ばれているようです。まさに皆が幸せになる「Win-Win」の関係です。これは、お金を掛けずに、ちょっとした工夫でできる「PDCA」改善の成功事例だと思います。

シニア起業においてもPDCAを回していく

「PDCAサイクル」は、会社の業務改善などに使われている手法ではありますが、何も業務改善だけに使うのは「モッタイナイ」気がします。シニアが起業する場合にも、この『「PDCAサイクル」を回す』という手法は使えるのではないかと思います。

まず、起業する場合のアイデア、事業の種を考え(Plan)、実行する(Do)、そして上手くいくかどうか調査・確認し(Check)、更に改善していく(Action)ことで起業が回っていくようにする。そして、さらに「PDCA」を回していって、更に事業をスパイラルアップしていくという手法が採用できるのではないかと思います。

ただ、2つの事例にもあるように、この「PDCA」を自利の視点だけ、つまり自分や企業の発展だけや、お金儲けだけの視点で「PDCA」を行うのではなく、「Win-Win」の視点、つまり「利自即利他」の視点で「PDCA」を回していくことが大事になってくるでしょう。それと改善は、なにも最新技術であるIT、IoT、AIやロボットを使わなくてもできるということです。

まず、何か「面白そうなこと」や「アイデア」を考え実行する。その上で、上手くいかなかったら、その要因を考えて改善をしていく。そして更にアイデアを出して、それを直ぐに実行していく。上手く行かなければ更にに改善する。その上で、どうしても最新技術を取り入れる必要があるならば、IT、IoT、AIなどの導入を検討するという視点が大事なのではないでしょうか。

いずれにしても、志や熱意と根気、最後は「諦めない心」があれば、何事も成就するのではないでしょうか。



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