シニア世代は、自分の今の仕事で『本来の使命が果たせるか』という考え方を

使命・天命

今の自分の仕事に、「本来の自分の使命があるかどうか」ということを考えることは、殆どの方はあまりないとは思います。

まあ、それを常々考えている人は、多分、問題意識のある方だと思われます。

『仕事とは何なのか?』

『人生とは何なのか?』

『いま、なぜ自分はここで生きているのか?』

『生きるということは、どういうことなのか?』

『いまの仕事は自分の本来すべき仕事であるのか?』

これらの根本的な命題については、親でも、学校でも、会社でも、日本の社会においては、全くと言っていいほど教えてくれることはありません。

中国・華僑の間には、「今日、貴人に会いましたか?」という諺があるそうです。

「貴人」とは、「自分を導き輝かせてくれる貴い人、自分の力だけでは到達できない高みへと導いてくれる人」のことです。簡単に言うならば「人生の師」「メンター」とも言い換えることができます。

人は一人では生きていけませんし、「仕事での成功」も「人生の成功」も一人では成し遂げることは不可能です。

人生おいて成功するには、「自分の使命」「天命」を発見していくこと、「人生の師」を求めるということは、非常に大事なことであると思います。「自分のミッション」を発見することが非常に大事なことになります。

大学生の就職先ランキングから考える「人生と使命」

そこで、若い方はどういう風に仕事について考えるのかと思い、最近の大学生の仕事の就職先・仕事について調べてみました。

2019年卒業の大学生の就職先として、希望している企業のランキングトップ10は、このような会社だそうです。

1.三菱UFJ銀行
2.日本航空(JAL)
3.全日本航空(ANA)
4.伊藤忠商事
5.東京海上日動火災保険
6.三菱商事
7.三井住友銀行
8.サントリーグループ
9.JR東日本
10.日本郵政

トップ10に金融大手の4社、航空会社2社、大手総合商社2社、JRと郵政Gがランクインし、大手企業志向が見て取れます。

大学生総合ランキングの首位は三菱東京UFJ銀行。金融からは5位に東京海上日動火災保険、7位に三井住友銀行、10位に日本郵政グループがランクインしています。その他、2位にJAL(日本航空)、3位にANA(全日本空輸)が航空会社がランクイン。4位に伊藤忠商事、6位に三菱商事がランクインした総合商社等の大手企業が高い支持を集めているようです。

「大企業で安定している」「給料が多い」「世間の評判が良い」「会社の知名度が高い」「就職先としてカッコイイ」等の理由で若い人は、就職先を決めているのではないかと思います。ただ、現代という時代は、変転の非常に激しい時代です。大企業と言われた「SHARP」なども倒産の憂き目となり、鴻海に吸収されることになりました。また日本長期信用銀行や日本勧業銀行などは、過去には大手銀行でしたが、倒産してしまいました。大手というだけで就職先を決めてしまうのは、現代では常にリスクを負っているということを知っておくべきです。

まあ、大手企業に就職すれば、給料も多く貰え、会社も安定しているので、若い人は当然そういう大手企業指向になるのは仕方ない面はあるのかとは思います。

このような会社に就職し、「私は、この会社で仕事をするために、生まれてきたという思いが湧いてくる人」は、その仕事が合っているのではないかと言えるのでないかと思います。「自分は、この企業で入ったのは『使命』と思って働く人」は、その会社で、出世、成功することができ、『本来の天命』を果たすことができるのではないかと思います。

しかし、「この会社に入ったけど、今の仕事は自分に合っていない、今の仕事を辞めたくて仕方がない」という人は、そこで成功することも、まず無いでしょうから、その仕事を辞め、転職していく方が無難でしょうし、「ピッタリ合う仕事」を求め、仕事を変えるべきでしょう。

ただ例え、今の会社に使命・天命が無いと思えても、そこで最善の努力をなした人には、「次の道が開ける」のではないかと思います。「最善を尽くして生きていく中にこそ、使命・天命がある」という考え方が大事であるということです。

シニア世代となった私が、過去の経験から思うには、若い方には、目先のことばかり考えず、やはり「使命」「天命」の観点から、自分の就職先や人生の生き方を考えていただきたいということです。

シニア世代は今の自分の仕事に『本来の使命』があるかを考える

シニア世代でも、これは言えるのではないかと思います。

今の仕事は、「今の仕事は辞めたくてしかたがない」という方は、その仕事に使命がないということ、大成することはないと言えるでしょう。逆に、「この仕事が好きで好きでしょうがない」という方はそこに使命があるのかもしれません。

やはり、「自分は、この仕事をして、世の中の人を幸せにし、社会に貢献をしている」と思えるならば、そこの会社に使命があると言ってもよいと思います。

若い方は、その会社に「自分の使命」がないと思っていても、スキルを磨き経験を積み、自分の使命を発見していく時間が、まだ残されていると思います。

しかし、シニア世代の方は、残された時間が段々少なくなってきて、焦りを感じてきている方もいるのではないでしょうか。

私も残りの人生をどの様に生き切るかを模索中ではあるのですが、シニア世代は、残りの人生をどのように「生き切る」かを考えることが必要だと思います。

残りの人生で「自分の使命を果たせるか?」を考えていただきたいのです。

そのためには、考え続けること、考えて、考えて、解決策が見つからない場合は、さて、どうするか。それは「人生の師」を求めてください。「貴人」を求めてください。「人生の師」や「貴人」とは生きている人でない場合もあります。現在では過去に生きていた人の「考え方」を本で学べることも可能です。

例えば「ディールカーネギー」や日本では「松下幸之助」にあたるかもしれません。もっと遡れば、「ソクラテス」や「孔子」「聖徳太子」の時代にも遡ることも可能でしょう。

今、あなたが、悩んでいることは、過去にも同じように悩んできて解決した方がいるかも知れません。それが本を読むことで、一発で解決するかもしれません。本を読んで「使命を悟る」ことも可能な時代なのです。

貴人との出会いは、人生をキャリアアップさせる最短の道であると思います。

求め、求め続けた先に、きっと「道は開ける」ことでしょう。

 



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