あなたの心の中には十倍百倍の力が眠っている

人生には、失敗や挫折というものがつきものです。

自分の力では、如何ともしがたい不幸や災害に見舞われることもあります。

そして、現代日本では、「心が折れる」という表現が、すっかり定着してしまったような感があります。

大きな災害に見舞われた。仕事で大失敗した時。家庭問題、人間関係で大きな悩み、苦しみ、傷ついてしまった時。そういう時に、つい「心が折れそう」と呟いている自分がいたりすることもあるかもしれません。

また、本当に折れる寸前まで行っしまって、鬱状態になってしまうこともあるかもしれません。

今回は、そんな「心が折れる」という状態になったときに、どうしたらそういう状態を乗り越えられるかを考えてみたいと思います。

完全主義の人は心が折れやすい傾向がある

「心がすぐ折れる」人の傾向性は、完璧主義、理想主義的傾向がある人が多いことが分かってきています。

何言う、私も完璧主義者で、「心が折れそう」になった経験がありました。でもその時期には「心が折れる」という言葉自体もなく、なんとか耐えて現在までやってくることできました。

完璧主義者の問題は、何か大きな問題に出くわすと、「傷つきたくない、今の心のままでいたい」という思いがあり、心が委縮してしまって、夢や理想があっても、その目標に向かってチャレンジしなくなり、現状維持の状態に陥ってしまうことです。

しかし、この世の中、完全完璧に生きている人はいません。夢を実現するためには、それに向かって行動していかなくてはなりません。行動すれば、当然のこととして成功もすれば、失敗もあります。

失敗した時には、できない自分を責めるのではなく、チャレンジできる自分を褒めることが大事です。一歩でも前に向かって前進している自分を褒めることが大事なのです。

たとえ、失敗したとしても、失敗から教訓を掴み出していくことができるなら、それは大いなる前進であるのです。また自分の失敗を、自分だけのものとするのではなく、他の人にアドバイスすることができるなら、人間として一回り大きく成長することもできます。

失敗することを恐れてはいけない。それよりもチャレンジし続けて、心を一回りも二回りも大きくして、人を愛せるような人になること、器の大きな人間へと成長していくことが大事であると思います。

完璧主義者に送る言葉として、実は、「心とは本来折れるようなものではない」のだということを知っていただきたいのです。

自分の幸・不幸を環境に左右されない

完全主義の人は、他人の成功を見ると「素晴らしいな」と思う反面、「自分は全然できていないから駄目だ」と、自己否定してしまったり、成功者を嫉妬してしまったりすることもあります。

しかし、嫉妬するということは自分を否定することに繋がります。自己否定ではなく相手を祝福することです。祝福することで、自分もそうなれる可能性があるということです。

スポーツでも芸能界などにおいては、スーパースターのような方はたくさんいます。そんな人を理想とするならば、そういう人を嫉妬するのではなく、祝福することで、そういう人に近づいいていくことができるのです。

そして現在、不幸な状況であるとして、その環境を自分が不幸であることの言い訳に使わないことです。

例えばスポーツの世界であれば、今大活躍している大谷翔平選手など様々なスポーツで大活躍している人はたくさんいます。そのような人と体力面だけでいえば、二倍、三倍ぐらいの違いしかありません。たとえば100mを9秒58で走れるジャマイカのウサイン・ボルト選手と日本の中学生の100mの記録は10.56で、1秒しか変わらないのです。

しかし、心の力は、十倍にも百倍にもなっていく可能性があるのです。

例えば、いま世界中から注目を浴びている米ベンチャー起業家にイーロン・マスク氏という方がいます。マスク氏は、人類の危機的未来を考え「人類を火星に移住する」ことを考えて、ロケット事業を始めました。また環境問題を憂えて、テスラ社を起こし、電気自動車を開発しています。世界をより良いものに変えようとする大いなる目標を掲げているのです。

そんなマスク氏は、数々の失敗にも怯むことなく、どんな困難な環境が現れてきたとしても、それに左右されず、自分の掲げた目標に向かってひたすら進んでいるのです。マスク氏と私たち一般人との心の力の差はどれくらいあるか計り知れないものがあると思います。

ですので、人生の幸福や成功失敗などに、一喜一憂することはバカバカいしいことです。実現したい目標があるなら、マスク氏のように、失敗や環境に左右されることなく、それに向かって前進していくだけだと思います。

本当の人間というものは、強いものです。夢に向かって自分の能力を十倍百倍にする努力をしていくことです。

夢を叶えるのは、他者との闘いではないのです。最後は自分との闘いになるのです。

夢や希望ある未来を創造しよう!

いま独身の方、若い人には分からないかもしれませんが、家庭を持ち、子供が出来ると、家族を守るという責任や、仕事でも社会的な責任が出てきます。自分の人生は、自分のものであって、自分のものだけではないのです。

ですので、自分の人生を自分だけの人生で終わらせないでいただきたいのです。

今、心が萎んでいたとしても、心の力を使って、未来を切り開いていただきたいのです。

「心には力がある」「あなたの心には、まだ十倍百倍の力が眠っている」ということを知っていただきたいと思います。

現代日本社会は、超高齢化社会といわれ、先の見えない時代となっていますが、そんな中で、「自分の心は、自分が思っているよりも、もっともっと強いものである」「思いの力、心の力を使って明るい未来を造ることができるのだ」「必ず、明るい未来、希望溢れる未来を造っていくんだ」ということを実現させようと人がたくさん現れて欲しいと思います。

今の日本社会は、日本人の集合想念で出来上がっているのです。ですので、夢と希望溢れる日本を創造するには、待っていては実現しません。

一人一人の心が変わって、それが、1人から2人、2人から4人、4人から8人、8人から16人、・・・一万人、十万人、百万人、一千万人と増えていったときに、この日本が、そして世界が希望溢れる世界へと創造していくことができるのです。

そうした、夢と希望に溢れた人がたくさん現れてくれることを心から願っています。

あなたの心の中には、

自分の思っている10倍、100倍の力が、眠っています。

それを知っていただきたいと思います。

今日不可能だと思ったとしても、

何年、何十年後かには可能になることがあるのです。

心にそれを描く力があるならば、

それは実現するのです。



コメントは受け付けていません。