シニアの高血圧は薬に頼らずに治す!

シニアにとっては、切っても切れない高血圧について考えてみました。

厚生労働省が3年ごとに実施している「高血圧の総患者調査」の平成26年の調査によれば、高血圧性疾患の総患者数(継続的な治療を受けていると推測される患者数)は1,010万8,000人と、前回の調査に比べて約104万人増加しました。 性別にみると、男性445万人、女性567万6,000人で、前回調査に比べて男性が63万人、女性が42万人の増加となっています。

高血圧は、放置しておくと、突然死となる危険性があるとも言われています。

高血圧が続くと脳卒中、心筋梗塞、急性心不全等の循環器疾患に罹る割合が高くなり、死亡率なども当然高くなります。日本の医療機関などの研究に於いても、やはり高血圧が、突然死に繋がるというのは疑いようのない事実として報告されています。

しかし、高血圧になったとしても、全員が薬を飲む必要もなく、生活習慣を見直すだけで高血圧が改善した事例も数多く報告されているのです。

国民病とも呼ばれる「高血圧」の正体

まさに国民病とも呼ばれている「高血圧」の正体とは、いったい何なのでしょうか。

いくつかの健康系の本で調べた限りでは、一般的に人間は、年を取り肉体が老化するにつれ血圧は高くなるようです。かつては「高血圧の基準」が「年齢+90」というようなことが言われていました。これは、単純に言うと、年齢とともに血圧も高くなることを意味しています。65歳のシニアの方であれば、65+90=155より上であれば高血圧ということになります。

そもそも血圧とは、心臓の収縮作用によって血管内に生じる圧力を血圧と呼んでいます。この人間の血圧なるものは、常に変動していて、一定であるはずがありません。例えば、美人の看護師さんに血圧を測ってもらったりすると、適面に血圧が高くなったという経験を持っている方も多くいるはずです。激しい運動をしたら当然、血圧は上がるでしょう。また当然のことに血圧の基準は個人差があります。同じシニア年代でもジャイアント馬場のような身長2mもあるような人と1m50cm程度の身長の人では血圧が同じであるはずがありません。

人間の肉体機能は、人によって違うでしょうが20~40代をピークに、加齢とともに進んでいくというのが医学的な常識です。血圧が上がってきたということは自然の流れであって、血圧があなたの体の変化を教えてくれているということを知ることが大切です。

「高血圧」の原因となるものは、心肺機能の低下、筋力低下による血管の老化などが主な原因なのです。ですので、「本当に高血圧は病気なのか」という一定の疑問があります。

慢性の高血圧症は降血圧剤では治らない!

高血圧は、自覚症状なしに進行するとも言われています。

健康診断で高血圧と診断され、病院に受診すると医者からこんな言葉を言われことがあります。「このまま放っておくと脳卒中や心筋梗塞を引き起こします。ですので、血圧を下げる薬を処方します」と医者に言われた方もいるかもしれません。そして、一生薬を飲み続けないと思いこみ、不安になったりします。

高血圧を治すと言われる薬の降圧剤は、日本では一番消費されている薬だそうです。

平成27年度の「医薬品薬効中分類別生産金額」によると血圧降下剤は金額にすると5298億円で、薬剤全体の8%を占めてトップとなっています。まあ、製薬会社は、薬の開発費も膨大になるので、薬を販売して儲けなければ企業として成り立っていかないので、薬の販売を止めるわけにはいきません。そんなことで、WHOや医療学会と製薬会社が一緒になって、「年々、高血圧の基準を下げている」のではないかとも囁かれています。そんなことも関係してるかどうか知りませんが、最近では、この高血圧の基準も以前に比べて下げられてきているようなのです。

世間一般的には、高血圧になると、もう治らないから薬を飲んで、血圧を下げようとするのが普通なのでしょう。しかし、安易に薬を飲むことの方が、逆に健康を害し、老化を早める可能性があるとも言われているのです。

医者も色々で、仕事の合間に薬に精通するために日夜研究している人もいることでしょうが、一般的な医者は、薬については専門ではないので、製薬会社の勧める薬を患者に処方しているのが大半ではないかと思います。ですので、薬を飲めば医者が言うように「高血圧」が治るという保証は何もないのです。逆に、慢性の高血圧症は薬では治らない、降圧剤を服用することで副作用の危険性もあるともいわれています。

去年の健康診断では、私の血圧は下は忘れましたが、上が150以上あり、高血圧だと言われ薬を飲む必要があると言われました。でも飲んではいません。なぜなら自分で治そうと思っているからです。通常の高血圧は病気ではなく、健康生活に常々気を付けていれば、ある程度は改善されるのではないかと思っているからです。

たとえ高血圧になっていたとしても、人間には自然治癒力がありますので、他の病気、特に糖尿病や腎臓病など他の重篤な病気に罹っていないのであれば治そうと思えば、薬を飲まなくとも、自分でも直すことは出来ると考えます。

高血圧体質にならないための7つの生活習慣

そこで、高血圧の人が持つべきと思われる良き生活習慣を7つ挙げてみました。

1.  まず、怒らないこと!

怒るという行為は、血圧を上げることにつながります。

怒ることで脳が興奮状態になり、怒りの対象に向けて攻撃モードになり、交感神経が活発に働きます。どう働くかと言うと、脳に血液や酸素を供給するために心臓の拍動を高め、心臓が送り出す血液量が増え、血管が収縮することで血圧が上昇するのです。怒りなどで日常的に血圧が高い状態が続くと、血栓(血の塊)ができやすくなります。その血栓により、脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こすこともあります。

怒るなといっても、人は怒るのを中々止めることはできません。怒りが出そうだなと思ったら、まず深呼吸しましょう。そして、怒りの言葉を発しないことです。言葉に一度出すと、その言葉が、また次の怒りを誘引していきます。ですので是非、怒らない習慣を身に着けてください。血圧を高めず、脳梗塞などを予防するためにも怒らないことが大事です。

2. ストレスを溜めない

ストレスは万病の元とも言われています。病気にならないようにするには、まずストレスを溜めない生き方をすることです。

現代の多種多様な病気「癌や鬱……など」の8割から9割は、ストレスが起こしているのではないかと思えるほどです。ストレスには大別すると、肉体的ストレスと心理的ストレスがあります。肉体的ストレスは、過労や睡眠不足、心理的ストレスは、仕事や人間関係などの悩みから来るものが多いでしょう。

ストレスは肉体面で現れると、頭痛、肩こり、目の疲労感、動悸、目まい、胃痛む、便秘や下痢、不眠などになります。また心理的ストレスは、イライラ、不安や気分が落ち込んだり、物事に興味や関心がなくなる、酷い場合には鬱や睡眠障害を引き起こしたりします。

ストレスによる血圧の上昇で注意したいのは、怒りと同じように、脳卒中や心筋梗塞などの引き金になることです。ストレスを解消するためには、スポーツをしたり、自宅の風呂や温泉でリラックスタイム入浴や良い睡眠を取ったり、他にも美味しい食事をしたり、趣味に没頭したりなどのストレスケアがあります。

まずは自分の心と身体の心の異変に気づき、自分に合ったストレスケアを実践してみることをお勧めします。

3. 日々ウォーキングをする

高血圧を改善する一番の方法は歩くことです。歩くことで9割の病気は治るとも言われます。

現代医学では、運動での血圧を下げる効果については、完全に解明されたわけではないのですが、適度な運動を継続して行うことで、心臓や肺の働きが向上し血液の循環が促進されるので、血圧を下げることができるようです。毎日のウォーキングにより動脈硬化の発症が30%減少したとのアメリカでの結果もあります。過激な運動は避け、有酸素運動が好ましく、ランニングではなくウォーキング、しかも少し速足が良いと言われています。 一日一万歩を目標にして歩いてみましょう。何カ月かすると、きっと高血圧の症状も改善されるはずです。

【高血圧を改善するためのウォーキングの方法】

  • 一週間で休まず毎日歩く
  • 最低でも一日30分から1時間程度歩く
  • 運動強度は中程度で心拍数が100~120くらいを目安に歩く

ただ、あまりに体調の悪い日などは、無理は禁物です。日々の体調に合わせて行ってください。

4.肉も野菜も好き嫌いなく食べ「偏食しない」

最近は肥満の人が増えたのか、ダイエットがブームのようです。炭水化物抜きダイエットや糖質制限ダイエットなど色んなダイエットの方法があるようですが、高血圧の場合は、あまり極端なダイエットはお勧めできません。
肉は嫌い、野菜は嫌いなどと、「菜食主義」「肉食主義」等、どちらか一方に偏った食習慣をする人も多い現代人ですが、偏った食生活が病気を引き起こす原因とも言われています。

人間はある程度のエネルギーを食物から取らないと生きていけませんので、ダイエットなどで言われる低カロリー食などは、人間が生きていく上での基礎的なエネルギーを補えないと思います。

高血圧の方は、肉や魚などの良質のタンパク質と、野菜などのビタミン類をしっかり採る必要があります。インスタント食品中心の食生活や偏った食生活は避けることが大事です。また、当然のこと禁酒禁煙など血圧を上げる習慣は断ちましょう。

5.明るい心を持ち、「笑い」や「笑顔」で日常生活することを心がける

さらに日常的に「笑う」ことを心掛けることです。

医学界では、「笑う」ことが病気を回復させることの研究が進んでいて、実際に、近年、笑いと健康について、たくさんの医学者が研究を重ねて、素晴らしい研究成果が次々と発見されているのです。また、笑うということは、腹式呼吸の一つであり、健康増進することも解ってきています。

人間は二種類に分類することができます。「一緒にいて楽しい人」と「そうではない人」です。皆さんは、どちらの人と一緒にいて楽しいと感じるでしょうか。それは、やはり明るい人、笑顔の人ではないでしょうか。

「笑う門には福来る」という諺があるように、笑うことは、人に幸福をもたらす秘訣です。笑って高血圧を解消出来たら、これほどお金の掛からない方法があるでしょうか。

6.感謝力が血圧を下げる!

何事にも感謝できるよう心がけましょう。「ありがとう」「Thank you」「お世話になりました」「〇〇さんのお陰です」など、心からの感謝を伝えましょう。感謝することで免疫力が上がるということが現代医学では証明されつつあります。

感謝とは言葉を変えて言うならば「愛」です。愛は人々を幸せにする行為であり、また自分も幸福になります。
人間は地球上に住み、自然に生かされ、人々の支えなしには生きていけません。

感謝の心は自他一体、自然と一体となる行為です。感謝の言葉を伝えることで相手も自分もハッピーになり、体も心も幸せになります。血圧も下がり、健康にはとても良い行為です。感謝の心があると治癒力が増します。

7.ビー・ポジティブ(積極的に)!

医者は大体、暗い言い方をします。減点主義なので、必ず治ると言って、もし、治らない場合は責任が生じるから、”絶対に治る”とは言わないのです。この病気は一生治らないから、ずっと薬を飲み続けなければならないとか。そんなことはありません。動物は基本的に病気になりませんし、病気になって病院に行くのは人間だけです(最近はペットも病院に行くそうですが……)。たとえ病気になったとしても積極的な心をもって病気を治そうと努力するなら絶対病気は治るはずです。

日々運動を心掛け、「絶対に高血圧を治すぞ!」という積極的な心を持つことが大事です。

人間はいつか死にます。

積極的に人生を送ってきた人なら、たとえ病気で死んだとしても悔いは残らないはずです。

人生をポジティブに生きていきましょう。

そして明るく希望ある人生、幸福と成功をもたらせるような人生を送っていきましょう。



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